旅行記第1回 ぶどう狩り


13:00 - 山梨県南都留郡鳴沢村
ごろぉ:着いたぞ。 ここが『河口湖猿まわし劇場』だ
正樹:丁度今から始まるみたいですよ
はずな:おわ、急ごうよ
みさ:でも、最初は猿の紹介と写真サービスで10分くらい使うみたいですよ
はずな:写真! 撮ろう撮ろう
ごろぉ、カメラは?
ごろぉ:残念ながら無い。 携帯のカメラ機能を使用してくれ。 景色的なものは撮れないがな
ちなみに、農園での写真も携帯カメラのものだ

丁度、開始直後の自己紹介からでした。
ごろぉ:お、やってるやってる
はずな:あはは、今出てるの、『五郎・チョロ松』ペアだって!
正樹:猿の方が『五郎』なら面白かったのに
ごろぉ:うっさいな
動きが速過ぎて携帯のカメラでは殆ど撮れませんでした。
みさ:それにしても、やはり猿は動きが俊敏ですね…
良く動きます
はずな:んで、エバったりいじけたり、仕草が一々可愛いねぇ
正樹:相棒の人と息ぴったりですね
それに合わせてBGMも変化してます …芸が細かいな
ごろぉ:昔、もう十年以上前に一度来たんだが…
更に芸に磨きがかかっとるなぁ 練習とか大変だろうに
ちっこいのによく動きます。
はずな:あ〜! 何か更にちっちゃい小猿が出てきたよ!
正樹:2〜3歳くらいの2匹ユニット『アイドル2』だって。
あんなに小さいのにちゃんと芸が出来てるんだ
みさ:こちらも動きのタイミングが気持ち良いくらいに合ってますね。
何だか、猿回しの印象が大分変わったわ
ごろぉ:昔来た時はもう少し全体的に拙かった記憶があるんだがな…
実に素晴らしい

はずな:はぁ…可愛かったし面白かった〜
みさ:はずな、興奮して沢山写真を撮っていたわね
正樹:…でも、興奮して撮ったせいでどれもピンぼけしている…
ごろぉ:というか、使いすぎで携帯のバッテリーもう殆ど無いじゃないか…
はずな:どれか上手く撮れてるのあるでしょ
あ、出口でお猿さんとの握手会やってるよ!
出演していた猿全員と握手できます。
ごろぉ:ったく…
よしはずな、猿と微笑ましく握手でもしてみろ。 バッチリ撮ってやらぁ
みさ:手、強く握っちゃ駄目よ?
はずな:あ〜い!
おーい、お猿さ〜ん
チョロ松:プイッ(そっぽ向く)
はずな:お、お猿さん?
チョロ松:ププイッ(更にそっぽ向く)
はずな:…………
相棒の人の手を借り、微妙な握手を。
ごろぉ:良し。 良い絵が撮れたな。 帰るぞ〜
はずな:…何か、納得行かない
正樹:ええと…ホラ、きっと劇で疲れてるんだよ
はずな:そうかなぁ……
みさ:そうね…きっと、疲労と元来の気まぐれ気質に加え、周囲を人々に囲まれる緊張感と軽ストレスによって一見素っ気無いとも取れる行動を取ったものと考えられるわね
はずな:???
え、ええと… あ、ホラ帰るんだって! 早く行かなきゃ
正樹:…ご苦労様
みさ:いえ、それ程でも無いです

ごろぉ:さぁて、現在時刻は午後3時。 取り敢えず帰路を辿るけど、何処か寄りたい所はあるか?
はずな:う〜んと… 涼しい所
正樹:涼しい? また、抽象的な…
みさ:だったら、青木ヶ原樹海でも歩いてみましょうか?
森の中だから涼しいし、きっとアレを見つけたら涼しくなれると思うわよ
はずな:アレ?
みさ:そう…世に絶望し、自らの肉体に別れを告げて久しい魂と、その器…
つまり、腐りかけの…
ごろぉ:却下。 そういうのはまた今度気が強い奴を連れて来るとしよう
みさ:そう…ですか
正樹:…(−−;
ごろぉ:兎に角、帰り道を通って、涼しそうな場所を見つけたら寄っていくとしようや
はずな:う〜ん…そだね。 そうしよっか
みさ:そう…ですね。 楽しみはまた次の機会にとっておきましょう
正樹:楽しみって…
ごろぉ:気にすんな。 気にしたら負けだ
では、出発するとしよう
帰りがけ、河口湖を抱いた富士山を撮影。 明日は雨かな
09:00 - 静岡県富士宮市
11:00 - 山梨県笛吹市
13:00 - 山梨県富士河口湖町
15:30 - 山梨県南都留郡鳴沢村

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