旅行記第1回 ぶどう狩り


15:30 - 山梨県南都留郡鳴沢村
ごろぉ:…ここなんてどうかな?
みさ:え、どこどこ?
正樹:えっと…『富岳風穴』…?
はずな:富士山周辺に大小様々に存在するの洞窟の中で、代表的な洞窟ですね。
たしか、『鳴沢氷穴』と並んで青木ヶ原にある観光名所です
ごろぉ:そうそう。 洞窟ん中なら涼しかろう
正樹:はぁ、成る程。 でも、来る途中に『鳴沢氷穴』を通り過ぎましたよね。
どうせなら、両方行ったりしないんですか?
ごろぉ:うるさいな、行き過ぎたんだよ。 戻るの面倒だからこっちにしたんだ。
氷穴にも行きたかったら1人で15分歩けや
はずな:ねぇねぇ、 早く行こうよ〜

入場門近くにこんな案内が。
ごろぉ:洞窟まで、少し歩く事になるぞ。
ここらも一応、富士の樹海だな
はずな:ええっ!? それじゃぁ、もしかして…?
正樹:…どんな衝撃展開を想像してるか分からないけど、この辺はまだ入り口だし、手入れもちゃんとされてると思うよ…
ごろぉ:こんな淵で死のうと思う奴や迷う奴なんざ居ないさ。
取り敢えず進もう
こんな感じの隙間が沢山あります。

暗くて写らぬ…。
ごろぉ:入り口に到達したぞ
正樹:滑り易そうですね…
はずな:受験生は要注意だねっ!
みさ:それは流石に不謹慎では…
ごろぉ:降りるに従って、段々気温が下がってきたな
正樹:確かに…涼しい
と、いうか…これは…
はずな:さ…さささ寒い…っ
みさ:真夏でも氷が見られるという位ですから…
ごろぉ:半袖じゃぁちょっとキツイな。 さっさと周って出ようや
はずな:さ、賛成〜
正樹:それにしても、地上から数メートルしか違わないのに大した温度差ですね
みさ:昔から、天然の冷蔵庫として利用されていたそうですね。
蚕の卵を保存するのに重宝したとか
ごろぉ:ほう。 確かに繭綿とかが展示されてるな
はずな:うひゃぁ! 何か首筋に〜!
…うん?
正樹:水滴でも落ちたんだね…と、どうしたの?
はずな:う〜ん…洞窟って言うと、こう、カラオケマイクみたいな効果が出るじゃない?
みさ:エコー?
確かに、洞窟みたいな狭い空間では音が反響するわね
はずな:でもこの洞窟、声が響かないねぇ
ごろぉ:ああ、確かにそうだな。
ここの洞窟は細かい穴が開いてる玄武岩質だから、音を吸収するんだと。
学校の音楽室とかって穴だらけだろ。
ありゃ、音が反響しない為だそうだ
壁の拡大写真。 ここまで近付かないと写らない。
はずな:ほへぇ…
あ、出口だ
正樹:やっと出られるか…
ああ、目がチカチカする…
みさ:洞窟に入る前までは外も十分涼しく感じられたけれど、今はとても暖かいわね
その温度差は眼鏡がくもる程に。
ごろぉ:確かに… 去年入った、『恒温恒湿槽』を思い出す…
はずな:ん〜、寒かった。
…あ、売店で『とうもろこしソフト』売ってるよ〜
ごろぉ:オマエ…あんだけ寒い寒い言っておきながら……
はずな:寒いと冷たいは違うでショ〜
買って来るから300円♪
正樹:はいはい…これもご当地ソフトの一つかな…?
ごろぉ:そういえば、以前伊豆の方で食った『わさびソフト』は、ソフトクリームのくせに辛かったな
みさ:唐辛子を使ったソフトクリームもあるそうですよ。
何だか、『名物』を見失っているような気もしますね
甘じょっぱいとうもろこしソフト。 ちょっと黄色がかってます。
はずな:ん〜… これ、甘いけどしょっぱい…
ごろぉ:塩気のあるソフトクリームか…それもまた、微妙だな
さ、食ったら帰るぞ。 もう午後4時半だ
正樹:あ、そろそろ帰ったほうが良いですね。 沼津まで帰らなければならないし
ごろぉ:明日、寝不足で会社行きたくは無いからな
はずな:そ? 車の中で寝れるから平気じゃない
ごろぉ:少なくとも富士宮〜沼津間は俺が運転するんだって
正樹:というか、ごろぉの運転してる車の中で、良く熟睡できると思うよ…
みさ:…では、そろそろ行きましょうか。
偶には良いですね、こういうのも
ごろぉ:そうだな。 また、近いうち遠出でもするか

※今回はデジカメが無く、携帯電話で撮影したので画像が不鮮明で広域の物が少ないです。
見難くて申し訳無い
09:00 - 静岡県富士宮市
11:00 - 山梨県笛吹市
13:00 - 山梨県富士河口湖町
15:30 - 山梨県南都留郡鳴沢村

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